札幌市南区にあります、ときわプロケア歯科クリニック コーディネーターの山澤です。

 

今回は「子どもの早食い・遅食い」についてです。

 

小さい頃、「よく噛んで食べなさい!」「すぐに飲み込んではダメ!」

と教育された方が多いのではないでしょうか。

 

 

大人以上に子どもは食事の時に噛む事を意識するのが難しいです。

噛むというのは顎の発達に非常に影響があるため、重要なポイントになります。

 

 

では、遅食いがダメな理由はなんでしょうか。

かみ合わせが良くない場合や顎の力が弱いことにより、口の中のものを噛めずにいるケースがあるそうです。

いつまでも噛めない状況が続くと、噛まずに飲み込んでしまおうという考えにいく可能性もあります。

 

 

早食いや遅食いを続けていると、多くのデメリットが発生します。

・肥満になりやすい

食事のスピードが早いと本人の満腹中枢が反応しにくくなります。

ということは、自動的に人よりも摂取するときのブレーキがかかりにくくなってしまうのです。

子どもの時に肥満児になってしまうと、将来も肥満になる可能性が非常に高いそうです。

将来のためにも避けたいことですよね。

 

 

・歯や顎に影響

 よく噛むということはあごの発育に欠かせません。噛むことであごの骨は強くなり、周りの筋肉も強くするのです。

噛むことは唾液の分泌を促します。
唾液が口の中を潤すと、虫歯や歯周病の発生も抑制されるのです。
口の周りの筋肉が弱いと笑っていても作り笑いのようになってしまったり、表情が薄くなってしまいます。

 

このように、デメリットの内容も深刻なものになります。

ただ噛むのではなく、硬いものも噛め、そしてちゃんと分解できるよう

お子様の食事をよく観察する必要がありますね。

 

将来のためにも注意して寄り添っていきましょう!

 

ときわプロケア歯科クリニック