こんにちは! 札幌市南区 ときわプロケア歯科クリニック、助手の新山です。

ここ数年の新型コロナウイルスにより、マスクを着けるのは当たり前の日常となりました。そんな中、マスクにおける色々な問題もあるようです。

私の身のまわりでは、マスクを着けるようになってから「肌荒れが酷くなった」「口臭が気になる」という声が多くあります。

   

口臭が気になるとまずは歯を念入りに磨いたり、ブレスケアのタブレットを試したりと、口臭対策を行っている人は少なくないですよね。

でも口臭は「歯」だけではなく、「舌」にも原因があると考えられます。

舌の表面にこびりつく舌苔(ぜったい)が口臭を引き起こしている可能性もあり、口臭予防には「歯みがき」だけではなく「舌みがき」も重要です。

皆さんは「舌みがき」をするとき、何を使って磨きますか?

「歯ブラシ」を使う方もいるのではないでしょうか。歯ブラシは歯の表面に付着するプラークや食べカスなどを取り除くことを目的作られたアイテムで、歯ブラシで舌を磨くには硬く舌苔を傷つけてしまう恐れがあります。

このことから、舌を磨くには「舌ブラシ」を使用することが重要です。

 

舌ブラシのタイプは、以下の4つに分類されます。

 

舌ブラシの正しい使い方

鏡を見ながら行う

舌苔の付着状況や舌ブラシの動きを確認しながら行うため、舌ブラシは必ず鏡を見ながら使用しましょう。

★舌の奥から手前に舌ブラシを動かす

舌ブラシの仕様にもよりますが、基本的に舌の奥に舌ブラシを当て、なでるように手前に動かしてください。

★舌ブラシは目視できる範囲内まで

舌苔をしっかり除去するため、できるだけ奥まで舌ブラシを挿入しようと考える人は少なくありません。しかしあんまり奥に挿入してしまうと、嘔吐反射や粘膜や組織を傷つけてしまう恐れがあります。そのため、鏡で見たとき見える範囲内で、奥から舌ブラシで除去しましょう。

★息を数秒止める

舌ブラシ使用時は数秒(無理のない程度)息を止めながら舌苔を除去することで、嘔吐反射を抑えられます。

舌ブラシを使う際の注意点

★力を入れ過ぎない

舌の表面はデリケートで、力を入れ過ぎると傷ついてしまう恐れがあります。万が一傷ついてしまった際には、一時使用を中断して歯科医院(当院)に相談しましょう。

★頻度は1日1回程度にとどめましょう

舌のケアを頻繁に行う必要はありません。1日1回を目安に留めておきましょう。就寝時にお口の中の細菌が繁殖するため、起床時や朝食後に舌ブラシを使用すると効果的です。

★使用後は清潔に

流水下で洗い流し、清潔なペーパーや布で水気を拭き取り保管しましょう。

もしどのタイプを使用したら良いか、使用していて困ったこと不安や迷いがあれば、ぜひ当院スタッフまでご相談ください。

正しく使用し、お口を清潔に保ちましょう。

ときわプロケア歯科クリニック