Monthly Archives: 6月 2018

チーム医療

みなさん、こんにちは!

札幌市南区のときわプロケア歯科クリニック・院長の森公寿です。

昨日、サッカーワールドカップで日本がコロンビアに快勝しましたね!

おめでとうございます。

正直、意外でした。なんせ世界ランキングがコロンビア16位なのに対して、日本61位でしたからね。

新監督もいろいろ言われたけれど、結果が出せて本当によかった。

かくいう私はどちらかというと、サッカーよりは野球派です。なぜかというと、打った打てなかった、打率がどうだ、三振、完封、防御率など誰が活躍して結果がどうだったかということが、非常にわかりやすいからです。

それに対して、サッカーは必ずしもシュートを決めた人ばかりが偉いのではなく、スポーツニュースで「あの選手のこの動きがよかった」なんて話を聞いてはじめて「なるほどネ」と思ったりして、ちょっと分かりにくい。華やかな個人プレーだけでなく、ゴールに向けてどのように貢献したかが評価されるのがサッカーなのでしょうね。本当に素人目線でスミマセン。

わがときわプロケア歯科クリニックも個人技よりも診療全体への貢献を求められる点では、どちらかというとサッカータイプのチームプレーなのかもしれません。

写真は、早朝の診療室の風景です。衛生士の皆さんがプロフェッショナルとして個人の技術に磨きをかけています。そして、それを指導する先輩衛生士に感謝です。

インプラント手術の前には必ずオペチームのミーティングがひらかれ、万全の準備のもと手術に当たります。

 

妊婦さんのレントゲン撮影

みなさん、こんにちは!

札幌市南区のときわプロケア歯科クリニック、院長の森公寿です。

先日、ネットニュースをみていると、妊娠中のあるタレントさんが歯科を受診したときの体験談を見かけました。

「妊婦 イラスト」の画像検索結果

その方が、歯科を受診した歯医者では、

妊婦だと伝えてもレントゲン撮影をして、更に歯の状態がよくないから麻酔して早急に神経取った治療を勧められたんだそうで、妊婦であることを考慮してくれなかったそうです。

その方はその歯医者に不信感をもって、違う歯医者に行って、そこでは…

妊婦さんはレントゲンは念の為やめましょうとの事で、そんなに緊急にって程の状態でもないから虫歯の進行を遅らせる薬を詰めて、産んでから麻酔して治療しましょうと妊娠していることを考慮してくれた。

と、親切に対応してくれたことを感謝したんだそうです。

これ、どっちが正しいかというと、歯科医療目線からいうと、明らかに最初の歯医者が正しい! と私は思います。

その理由は、

・そもそも、歯科で使う程度の放射線は、胎児に影響するほど強くない。

・頭部に当てる放射線が腹部にあたる「散乱線」はさらに微量。(放射線の専門医の中には、放射線治療の際に「妊婦の方は申告してください」だとか、防護用の鉛のエプロンを装着させること自体、誤解と不安を与えるだけなので、やめて欲しいとおっしゃる方もいらっしゃいます。筋が通っています。)

・レントゲン写真も撮らないで、なんで「そんなに緊急でない」と判断できたのか?できないですよ。応急処置で済ませておいて、今後のお産の大切な時期に激烈な痛みが出たらどうするのか?

・歯医者に通いやすい、通いにくいって視点でみるならば、多くの場合出産後の方が圧倒的に通いにくいんですよ。

といったところです。

しかし、

私たち医療人が本当に注目すべきは、この妊婦さんが最後に述べていた、

「同じ歯医者さんでも言われた事や説明の仕方が全然違う 正直、何が正しいのかとかは分かりませんが、自分が納得して気持ちよく通えるクリニックを選ぶのが大事だなーと」

というお言葉であって、

正しい専門知識をもって、適切な診療をすることはもちろんですが、

相手目線に立って、

その不安を理解し、

愛情をもって、分かりやすく説明し、

お互いが納得した上で診療にあたることが重要であるということを

当たり前のことなのですが、あらためて学ばせていただきました。

このことは、さっそく当院の朝のミーティングでスタッフ全員にシェアさせていただきました。

感謝!

件の妊婦さんが元気な赤ちゃんを授かることをお祈りしております。

追補:胎児に対する放射線の影響については、各種放射線学会のホームページから検索することができますので、参考になさってください。