ひっくり返してビックリ!

みなさん、こんにちは!

札幌市南区のときわプロケア歯科クリニック・院長の森公寿です。

私のちっちゃい頃はですね、今みたいにたくさん娯楽なんてないわけです。習い事もなければ、テレビゲームなんてもちろんないです。が、塾もなければ勉強もない(?)。

なので、時間だけはたっぷりあります。どうやって、時を過ごすか?

私が生まれたのは、横浜の田舎で、周りには自然がいっぱいありました。車もほとんど走ってませんし、変なおじさんとかもいなかったので、行動半径は非常に広かったと思います。私は近所の友達と自転車に乗って近所の山とか田んぼ、沢だとかをあてもなく彷徨っていましたしたね。

カブトムシやクワガタをとったり、ザリガニを釣ったりしていました。

そんな中、大きな石をみつけるとですね、とりあえずひっくり返してみるんですよ。「なんかいないかな」と思って。見たことのない生き物を見つけると喜んだりして。でも、大概は大したものはいないんです。時には巨大なムカデがスゴイ勢いでこっちに向かってきたりしてみんな「キャー」って叫んで逃げ回ったりするんですよ。バカですネ~。

平穏な日常の中で何らかの刺激を求めてひっくり返していたんでしょうネ。石。

赤ちゃんと母_0007

でね、なんでこんな話をするかというとですね、日常の治療のなかで、決まってあの石をひっくり返してたことを思い出すタイミングがあるんですよ。

それは、セレック(当院のセレックサイト、見てくださいね)治療をするときに既存のインレー(金属の詰め物)を外すときなんです。

別に虫歯ってわけでもないこんな金属の詰め物をですね、セラミックに交換するためにはずすわけです。ドリルで削り取るんですが、大概は除去途中に振動でポロッとはずれてきてしまいます。

インレー

詰め物をつけているセメントが溶けっちゃていて、歯と詰め物の間に隙間が空いちゃってるんですよ。

で、中の歯がどうなってるか見てみると、大概こんなことになってるんです。

二次カリエス

まわりが黒いですよね、これは歯との間に隙間ができちゃってるんですね。この部分に入った汚れはもはや歯磨きでは取れないでしょうね。この症例では、不幸にしてすでに隣の歯との間のところが虫歯になっちゃってます。これ、詰め物をはずしてみないかぎり、外から見てもレントゲンをとってもわからないんですよ。

ひっくり返してみないと何が出てくるかわからないというところが、「石ひっくり返し」に似ているので、私は決まってあの光景を思い出してしまうんですね。そこにあの時感じた「ワクワク感」はないですけど。

でね、そこからは何も飛び出しては来ないけど、私たちプロは「心の目」で見えるわけです。有象無象の細菌がそこにうごめいているのが。

治療の過程でそこをきれいに整えていくのは気持ちいいですヨ。そこに出来上がったセレックを装着し終わると「うーん、満足」という達成感をいつもいただいております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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