Monthly Archives: 1月 2016

虫歯の母子感染

みなさん、こんにちは!

札幌市南区のときわプロケア歯科クリニック・院長の森公寿(きみひさ)です.

「虫歯は感染症で、主にお母さんの口の中にいる虫歯菌が子供に感染して、虫歯が発生する」という事実は、世間にも広がってきて、小さなお子さんを持つお母さんなら、ほとんどの方がご存知のようです.

虫歯菌は唾液を介して感染するので、子供に“噛み与え”をしない、スプーンなどの食器を共有しないなどの対策をみなさんご存知のようですが、完全には難しいでしょうし、親子のコミュニケーションが希薄になってしまうのもよくありませんよね.

他に方策はないのでしょうか?

あります!

まわりの大人の口の中にいる虫歯菌を減らせばよいのです.

想像してみてください.

赤ちゃんが中心にいて、まわりの大人がみんな風邪をひいていて、マスクもしないでゲホゲホ咳をしている.

とんでもない光景ですよね.

そういうことです.

お子さんとの接触を減らす前に、お父さん・お母さんのお口の中が虫歯菌だらけではお話にならないのです.

そして虫歯菌の数は正しい歯みがきと定期的なプロケアで確実に減らすことができるのです.

そして、母親が定期的に予防処置を受けることによって、子供の虫歯の罹患率は明らかに低下することがわかっています.

お子さんの虫歯予防には、まず保護者の方から!

ということですね.

 

 

 

 

飲物に含まれるお砂糖

こんにちは!

札幌市南区のときわプロケア歯科クリニック・院長の森公寿(きみひさ)です.

みなさんがお知り合いとコーヒーや紅茶を飲むとき、相手が角砂糖を4つも5つも入れていたらどう思いますか?

「えー!そんなにお砂糖いれるの?」と思わず突っ込んでしまうのではないでしょうか?

でも、ちょっと待ってください.

実は、下の表に示すように私たちが日常よく飲む飲物には驚くべき量の砂糖が含まれているのです.

さとう2

高村内科クリニック様ホームページより引用

どうですか、驚くべき量の砂糖が含まれているものですねー.

風味づけされた「水」として売れれている飲物にさえ角砂糖7個分の砂糖が含まれているのは驚きです.

日常的にこれらの飲料を飲む習慣のある方は、やはり虫歯にかかる確率が相当高くなるようです.

特に小さいお子さんをお持ちのお父さん、お母さんには注意してもらいたいな~.

だったら、上の表にもあるように0kcalの飲料を飲めばよいのね、と思っているあなた、それもダメです、ダメ.

お茶類を除くペットボトル飲料のほとんどが、品質管理のためなのか、飲料そのものが高い酸性なのです.

口に含んだ瞬間に歯の表面からカルシウムやリンなど、歯の成分が溶け出してしまうのです.

くれぐれも、ご注意を!

 

歯周病と動脈硬化の関係

こんにちは! 札幌市南区のときわプロケア歯科クリニック歯科医師の古賀真知子です。

  今や成人の2人に1人は歯周病にかかっているといわれていますが、歯周病は全身の様々な病気に関連しているといわれています。 お口の中の何百種類もの細菌が体の中に入り込むことで、全身の様々な病気を引き起こしてしまいます。(これをぺリオドンタルメディスンといいます。)  

糖尿病・肺炎・心筋梗塞など様々な病気との関連が報告されていますが、今回は動脈硬化についての関係について述べていきたいと思います。

歯周炎の患者さんは健康な人に比べて、1.59倍冠動脈疾患になりやすいという調査結果があります。  

そもそも動脈硬化とは、血管壁に炎症がおき、動脈の血管壁が厚くなり血管の内壁に沈着物が蓄積して血管の内腔が狭くなることを言います。  
メカニズムとしては、①歯周病原細菌が血流に入り、直接血管壁に作用して障害を及ぼす ②歯肉の炎症部位で産生される炎症メディエーターが血流に入り、血管壁に作用して炎症を引き起こす の2つがあります。  

すでに心筋梗塞や脳梗塞の既往がある方には歯周病治療によって病態の再発のリスクは減っていきます。

定期健診で定期的なクリーニングは必要なことはもちろん、ご自宅でのケアが重要になってきますので、みなさんも日々のブラッシングから歯周病のケアを意識していきましょうね☆